イラスト|本と絵「ダンス」

イラスト|本と絵
題名|短編集「風」より「ダンス」
作者|青山七恵
内容|姉妹が奏でる究極の愛憎、十五年来の友人が育んだ友情の果て、決して踊らない優子、そして旅行を終えて帰ってくると、わたしの家は消えていた……疾走する「生」が紡ぎ出す、とても特別な「関係」の物語。(河出書房新社HPより)


*「本と絵」とは…読書をして頭に浮かんだ絵を制作するシリーズです。


































主人公の優子にとって、「踊る」とは、自然と体を動かしてしまうことで、
誰かに踊れと言われてする踊りは踊りとはいえないのだろう。
小さい頃からダンスをさせられる状況になると拒否してきた優子。
集団生活では周りに合わせないといけない(ような気がする)場面がたくさんある。
誰かのことを気にせず、かたくなに自分の意思を貫いている優子を少し羨ましく思う。