イラスト|本と絵「よこまち余話」


タイトルなし





























タイトルあり







































イラスト|本と絵(本を読んで頭に浮かんだ絵を描くシリーズ)
タイトル よこまち余話
作者    木内昇
出版    中央公論新社

ここは、「この世」の境が溶け出す場所――ある秘密を抱えた路地を舞台に、お針子の齣江と長屋の住人たちが繰り広げる、追憶とはじまりの物語。

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梅の花びらが舞うシーンからこの絵が浮かびました(作中の梅は白かな)。
季節が進み、今地面にある梅の花びらの上に桜の花びらが重なっていったらと想像すると、
花びらのふわふわな地層ができて、そこに立っているような、贅沢な気持ちになったと登場人物の一人が思うシーン。齣江さんが繕っている梅柄の着物から、花びらが舞ったら素敵かなと思いました。

近所に住む兄弟のお兄ちゃんは和菓子が大好きで、和菓子屋さんに月一回通って
いるというエピソードが好きです。一緒にお菓子を選べたら楽しそう。
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