イラスト|本と絵「どんぐり姉妹」

イラスト|本と絵 
タイトル   どんぐり姉妹 
作者     よしもとばなな 
出版   新潮社  

姉の名前はどん子、妹はぐり子。突然の交通事故で大好きだった両親をうしなったふたりは、気むずかしいおじいちゃんの世話をしながら、手を取り合って生きてきた。そしてすべての苦しみが終わった日、ふたりが決めたのは小さな相談サイト「どんぐり姉妹」を開くこと。たわいない会話にこもる、命のかがやきを消さないように。ことばとイメージが美しく奏であう、心を温める物語。(新潮社HPより)

ーーーーーーーーーーーーー
早くに両親に先立たれ、親戚を転々とした姉妹。良いこともあったけれど、 常に「姉妹だけで生きている世界」があって、その象徴が、おじいさんの介護をする生活の中で時に疲れ、深夜にファミレスに息抜きにいくという場面に表れていると思ったので、夜のファミレスにいる姉妹を描きました。 姉妹についての話が多かったので、もし「どんぐり姉妹2」が出る時は、メールの送信者とのいろいろをもっと読んでみたいです。
ーーーーーーーーーーーーーー


イラスト|ゆっくり進モー2021


イラスト|ゆっくり進モー2021

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
おだやかな一年となりますように。

 

年末年始のオンラインショップにつきまして

あと少しで新年になりますね。

今年もイラストをご覧いただき、ありがとうございました。 

年末年始のオンラインショップにつきまして、

配送は2020年12月31日(木)〜2021年1月3日(日)まで

お休みさせていただきます。

新年もご注文をお待ちしております。

それでは皆様良い年をお迎えください。


イラスト|本と絵「魔女の宅急便」




タイトル 魔女の宅急便
作者 角野栄子
出版 福音館書店

ひとり立ちした魔女の子キキが、新しい町ではじめた商売は? 相棒の黒猫ジジと喜び悲しみを共にしながら、町の人たちに受け入れられるようになるまでの1年をさわやかに描いた物語。(福音館書店HPより)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

はじめて映画館で観た作品が「魔女の宅急便」でした。とっても好きです。
キキと友達になったような感覚で応援しながら観ていました。
今回は本の表紙のように、タイトルや作者の名前も作ってみました。絵に文字をいれるとまた印象が変わりますね。作っていて楽しい気分になる作品でした。


今年の2月に西荻窪のギャラリー「もりのこと」さんの企画展に参加した際に出展した作品と、新しい絵を少し加えた猫の線画集を作りました。

タイトルは「ねこと暮らした」です。

こんなに猫を描いたのははじめてでしたが、うちにいた猫のポテさんとの思い出や写真があったので、たくさん描くことができました。「ねこと暮らした」から描けた絵たちです。

online storeにて販売しております。よろしくお願いいたします。


追記:「もりのこと」さんに作品集を置いていただけることになりました!実物を手にとっていただけるので、素敵な展示と合わせてぜひご覧ください。








よく寝てたポテさん

イラスト|どんぐり拾い


 





















イラスト|どんぐり拾い

もうすぐ冬がやってくる。
フワフワとした白い毛をもつユキムカデは、積もった雪を隠れ蓑に近づいてきて、
森の実物を全て食べつくしてしまう。だから人間たちは冬になる前に食料をかきあつめ、
大きな木のうろを貯蔵庫にして、冬をやりすごす。

どんぐりはいい灯りになる。中身をくりぬいて食料にもできるし、殻は食器になったり、
楽器になったり、時々動物の赤ん坊のベッドにもなる。

少年は足元に落ちているどんぐりを拾い終わると、ヒンヤリとした風とカサコソという足音が
向こうからやってくるのを察知して、いちもくさんに来た道を戻った。

イラスト | 夢の入り口




イラスト| 夢の入り口

夢の管理をするフクロウが言いました。
「受付はこちらです、名前をお書きください。
右へ進むと楽しい夢。左へ進むと面白い夢に繋がっています。
ここから決して振り向かず、歩き続けてくださいね、
入り口から出ることはできませんので。
時々こわい夢の穴に落ちてしまう人がいるので、
木になっている星の実をひとつもいでお持ちください。
足元を照らしてくれますよ。」



イラスト|故郷を映し出す鏡










































イラスト|故郷を映し出す鏡
今のような通信手段がなかったら、こんな魔法の道具がほしいだろうなと
思い描きました。

本と絵「漂砂のうたう」




































「本と絵」とは、本を読み、頭に浮かんだ絵を描くシリーズです。

題名「漂砂のうたう」 
作者 木内昇 
出版 集英社 

あらすじ(集英社web文芸サイトよりhttp://renzaburo.jp/hyousa/)
江戸から明治に変わり十年。御家人の次男坊だった定九郎は、御一新によってすべてを失い、根津遊廓の美仙楼に流れ着いた。立番(客引)として働くものの、仕事に身を入れず、決まった住処すら持たず、根無し草のように漂うだけの日々。
ある時、賭場への使いを言いつかった定九郎は、かつて深川遊廓でともに妓夫台に座っていた吉次と再会する。吉次は美仙楼で最も人気の花魁、小野菊に執心している様子だった。時を同じくして、人気噺家・三遊亭圓朝の弟子で、これまでも根津界隈に出没してきたポン太が、なぜか定九郎にまとわりつき始める。
吉次の狙いは何なのか。ポン太の意図はどこにあるのか。そして、変わりゆく時代の波に翻弄されるばかりだった定九郎は、何を選びとり、何処へ向かうのか――。



<絵について>

雨の音。物音。雑踏の音。いろんな音が聴こえてくるような
表現豊かな文章にひきこまれた。雨のシーンがよく出てきたこと、遊郭の中で
光る一人の花魁の存在、生簀で飼われている金魚と自分を重ねる主人公の気持ちが
痛く印象に残ったので、雨、花魁、金魚を描くことに。
調べていくと「金魚玉」と呼ばれる小さな金魚鉢が江戸時代から
金魚売りが売っていたと知って、このような絵になった。
最初は金魚鉢にしようかとも思ったけれど、金魚鉢よりも狭い金魚玉の方が、
窮屈な場所で生きざるおえない登場人物たちの心情を表現できそうな気がした。

文中に出てくる色の名前も素敵で、花魁が着ていた「緋色の襦袢」や、落語「牡丹灯篭」のお露が
着ていた「燃えるような緋縮緬」という言葉が頭に残り、金魚玉をもつ手元に赤をのぞかせてみた。
その他にもお納戸色、金襴、紅、藍、鴬、藤色、秋草色染めなど色の名前がひとつひとつ素敵だ。
なぜ今その名前で呼ばないのだろう。
西洋に魅せられて、自国の素敵なものを過去においてきているような気がする。