イラスト|本と絵「カソウスキの行方」

イラスト|本と絵
題名|「カソウスキの行方」
作者|津村記久子
内容|好きになったということを仮定してみる
   郊外の倉庫管理部門に左遷された独身女性・イリエ(28歳)は
         日々のやりきれなさから逃れるため、同僚の独身男性・森川を
         好きになったと仮想してみることに…(講談社BOOK倶楽部HPより)

*「本と絵」とは…読書をして頭に浮かんだ絵を制作するシリーズです。
誰かのせいで「普通の日常」からはずれてしまった。と思っていたら
またその生活が日常になっていく。落ちていく気持ちを少しでもあげようと、
好きな人を仮想する主人公の発想にはびっくりだけど、なんとなくわかる気もする。
楽しみが少しでもないと、なにごとも「続ける」ということができないのだと思う。
深く悩んでる場合ではなく、冒険にでる術もなく。淡々と日々を続けるための仮想。
想像力とは停滞を救ってくれるものなのかもしれない。

冒頭に水色の地に白のアネモネ柄の付箋が出てきたので、
脳内が一気に水色と白の世界になっていった。



イラスト|こども部屋



イラスト|こども部屋

こども部屋にあったらわくわくしそうなものを描きました。

いつでも抱きしめられるくまのぬいぐるみ。
おでかけする時にはお気に入りのピンクのりぼんが巻かれた帽子。
ごきげんな時はラッパを吹いてダンス、だって今日のおやつはいちごのケーキ。
ゆらゆらゆれるモビールの影を見ながらベッドに入って楽しい夢を。

イラスト|刺繍の図案

















イラスト|刺繍の図案
手芸が好きです。ある日突然手芸をしたくなります。
なにか!なにか作りたい!!とわくわくと心が動きます。

今回は本が入るサイズの刺繍のミニバッグを作りました。
刺繍の技術はまだまだですが、図案を考えるのが楽しかったです。
次はもう少し大きめのものに刺繍したいなと考えています。

イラスト|お花を植えに。


イラスト|お花を植えに。
植物は観る専門です。たくさんの花が咲く大きなお庭もすごいけれど、
猫が通りそうな小さい敷地にも芝やお花を植えて楽しんでいる
お家をみかけると、すごい!と見入ってしまいます。

イラスト|本と絵 「可愛い世の中」

イラスト|本と絵
題名|「可愛い世の中」
作者|山崎ナオコーラ
内容|芳香剤のメーカーで働く地味な会社員、豆子は、自身の結婚式を機に、
   金銭感覚が人生と共に変化していくことの面白さを発見する。
  (小説現代HPより)


本の感想や絵について|
一般的に普通と思われていることがはたして本当なのか、良いことなのか、
自分の目で色々な視点から見てみることの大切さが書いてあるのかなと思いました。
お金について、多様性について、豆子の言っていることがもしかしたら共感できない人も
いるかもしれないのだけど、大事なのは共感ではなくて「考える」ことだと思うので、
異なる考え方をいったん受けとめて、考えてみてほしい。

つかれている人、お休み中の人、悩んでいる人、
ままならない世の中でがんばっている人など、お話を読んでいたら
そのような女性達を描いてみたくなって、この絵になりました。


イラスト|本と絵「それからはスープのことばかり考えて暮らした」

イラスト|本と絵
題名|「それからはスープのことばかり考えて暮らした」
作者|吉田篤弘
内容|路面電車が走る町に越して来た青年が出会う人々。
   商店街のはずれのサンドイッチ店「トロワ」の店主と息子。
   アパートの屋根裏に住むマダム。
   隣町の映画館「月舟シネマ」のポップコーン売り。
   銀幕の女優に恋をした青年は時をこえてひとりの女性とめぐり会う―。
   いくつもの人生がとけあった「名前のないスープ」をめぐる、
   ささやかであたたかい物語。(文庫裏表紙より)
主人公の大里君が日々試行錯誤し、作ったスープとサンドイッチが食べたい!
文章から味を想像するって面白い。大人になるまでに色々なものを
食べているから、想像で知っている味を組み合わせて食べた気になっている。
物語の味を実現するレシピ本が時々出るけれど、実際に作る味と、
頭の中で創作した味は微妙に違うのだろうな。
絵はサンドイッチ(主人公がサンドイッチ屋さんで働くお話なので)と
迷ったけれど、スープを描きました。パンとスープって黄金の組み合わせ。。
ところで「茶色の紙袋に入っている食べ物」は全ておいしいんじゃないか。と
思ってしまうのはなぜでしょうね。

イラスト|寝るまえに


イラスト|寝るまえに
寝る前のひと時。とろとろと眠くなってきたのに、猫にかまったり、
なにか食べたくなったり、本を読みたくなったり。

イラスト|春を知らせに


イラスト|春を知らせに
女の子の洋服を考えるのがとても楽しいです。

本と絵1「雲と鉛筆」著|吉田篤弘

「本と絵」と題して本を読んで想像した絵も描いていこうと思います。

題名|「雲と鉛筆」
作者|吉田篤弘
内容|ぼくは、屋根裏の部屋に住み、鉛筆工場で働いている。
大きなものが書かれた小さな本を読み、雲を眺め考える、
人生で大切なこことは何かを。(筑摩書房HPより)



主人公が住む屋根裏部屋に行くためには長い階段をあがらなくてはならない。
ちょっとお茶を入れようとするのにもヤカンを持ってその長い階段を降りて、
水をくんでまた上にあがる。
便利にしようと思えばいくらでもできる世の中だけれど、主人公が大切にしてることは
同じことの繰り返しの日々の中から、小さな変化を見逃さないようにすること。
便利になってしまったらたくさんのことを見逃しやすくなってしまうのかもしれない。

本当はこんな建物ではないと思うけれど、絵筆を好む人が住んでるのは
やはり鉛筆型なのではないかな、と想像して描いたのでした。