イラスト |本と絵「かがみの孤城」

タイトルなし

タイトルあり













































イラスト|本と絵
タイトル   かがみの孤城
作者       辻村深月
出版       ポプラ社

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。(ポプラ社HPより)


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学校で孤立してしまい家にひきこもっている主人公が、鏡の中で知り合った人達にりんごを分けてあげるというシーンが印象的でした。「自分のものを他人に分ける」という行動は、これから主人公が鏡の中の人たちと親しい関係になっていくという象徴だったのではないかなと思い絵にりんごをいれました。
そして狼の面をした女の子は、本の中では人形のようなドレスを着てもっと幼い姿をしています。学校の制服は彼女の叶わなかった夢。もしかしてみんながそれぞれの家に帰っていった後で、こっそりと制服を着た自分を鏡で見ることもあったんじゃないかなと思いました。
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